●ロコ聴覚二次(B)の問題および解答例 全部2003年10月30日(木)21時09分 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
こんばんは、です。Bは4問で70分です。 問題1 発音指導では母音の指導が大切であるが、指導が単調になりがちで、子どもが飽きやすい、また、指導は簡単なようで難しいと言われる。母音の指導が重視される理由および指導の際に配慮すべきことを述べなさい。 たどたどしい解答例:日本語の単音は大部分が子音と母音または母音からなっており、母音の発音が正確にできていれば発音明瞭度が高まる。また、韻律情報がきちんとしていれば、通じやすくなる。韻律情報においても母音の担っている役割が大きい。さらに、聴覚障害者にとって母音は1キロヘルツまでの比較的聞きやすい音の高さであり、聴覚的フィードバックも期待しやすい。 母音は口腔器官によってせばめを作らない構音である。/ア/と/エ/の違いのように舌の微妙な盛り上がりの違いを教えることが難しい音もあるが、視覚的、筋肉知覚のフィードバック、聴覚フィードバックなどを利用して、正しい音を身に付けさせる。教わる側にとっては遊びであるような活動を通し、適切な時間(長すぎない)、継続して練習する。また、肩や構音器官に余分な力が入ったりすることがあるので、指導前に体をほぐすことや、舌の力を抜いた状態を理解するためにボーロを舌に乗せたりすることも大切な活動である。 問題2 聾学校小学部の児童の作文表現能力を改善するためには、どのような指導をすればよいか、具体的な方策を理由とともに示しなさい。 解答例:言葉は具体的生活経験の中で育つので、五感をしなやかにするような生活、物の見方、感じ方、考え方を育てるような環境を設定するようにする。それから、一事一文の原則と表記上の約束事を教えるが、聴覚からの入力が限られているために語法についての誤りが多い。本好きな子どもに育て、視覚からの文字入力によって語法を獲得することが大切である。一番書きたいことを書かせたり、一事一文の原則で時間の順序に沿って書かせたり、詳しく書く、会話の入れ方を知り、気持ちを書くというような具体的な指導を通して、書くことにより賢くなった、書くことにより大切なことができたというような経験を子どもがすることで改善していくことができよう。(答はいろいろあっていい問題です) 参考 三浦半島教育文化研究所 久米武郎先生 「心を育て、ことばを育てる」より 問題3 日本語の音韻表象の獲得を助けるために、聴覚障害教育において採用されているいくつかの手段について説明しなさい。 解答例:聴覚的には識別できない音韻の違いを、@発音指導を通して視覚的あるいは筋肉知覚的に体得したり、A指文字やキュードスピーチ、あるいは発音サインの使用によって分かるようになったり、B最終的には文字そのものによって音の違いを意識化したりする。 「聴覚障害の心理」中野善達ほか 田研出版 P92(第5章 斉藤佐和) 問題4 新生児スクリーニング検査は (1)どのような方法を用い、反応の閾値はどの程度に設定されているか説明しなさい。 解答例:AABR 35ndB(または35dB)、OAE 40dB (2) スクリーニング検査で精密検査が必要(refer)とされた例の約半数はその後正常聴力であることが示されている。その原因は何であるか述べなさい。 解答例:鼓室内羊水貯留や聞こえの神経の発達が未熟だったり、泣いた、動いたなどで検査の環境でうまくできないこと、脳幹の幼弱性が考えられる。homepage1.nifty.com/jibiaka50/ nantyoutyuryokukensasinseiji.htm
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